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100万円の畑、なぜ簡単に売れない?〜農地法という大きな壁〜

今回ご紹介するのは、村内の農業振興地域にある、100坪ほどの畑のお話です。

このエリアの畑、坪単価の平均は8,000円前後。総額にすると100万円ほどなんですね。「100万円で土地が買える!」となると、それはもうお問い合わせの数はダントツで多くて、毎日のように電話が鳴っていました。

ただ、皆さんが声を揃えて聞かれる質問は、だいたい同じなんです。よくあるご質問TOP3はこちら。

①住宅は建てれますか?

こちらは…残念ながらNGです。100万円で住宅用地が買えるなら、私が真っ先に買ってます(笑)。

②家庭菜園のために購入できますか?

こちらも非常に多いお問い合わせなんですが、地目が「畑」で、しかも農業振興地域にある土地なので、農地法という法律がガッチリ絡んでくるんです。簡単には名義変更ができません。

③新規で農業を始めたいのですが、購入できますか?

これも本当に多いですね。結論から言うとこちらもNG。新規で始める方の場合は、「実際に耕作をして数年の実績がある」という証明が必要で、少なくとも3年近くの耕作実績がないと、なかなか申請が通らないんです。

そんな中、今回のお客様(買主様)は、なんと3年近くの耕作実績があり、しかもJAへの出荷もされていて、それを証明できる書類までしっかりお持ちでした。

「これなら大丈夫だろう!」と私たち仲介業者は判断し、売買契約に向けて事前に農業委員会へ相談に出向いたんです。

ところが――返ってきた返答は、「NG」。

えっ???

実際に出荷している実績が数年もあるのに、手続きができない?

なぜ?なぜ?

……次回、続編でじっくりお話ししますね。

ポイントまとめ

  • 農業振興地域の畑は、農業従事者として登録されている方しか購入できない

  • 家庭菜園目的や住宅目的では、名義変更が通らない

  • 新規で農業を始める場合は、数年の耕作実績の証明が必要

「親から引き継いだ畑、どうしたらいい?」「うちの土地、農地法ってどう関係してくるの?」など、農地まわりのお悩みは本当に複雑です。一人で抱え込まず、ぜひBest Lifeへご相談くださいね。