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契約途中で94歳の売主様が入院…〜現場で起こる、想定外のリアル〜

前回までのお話の続きです。

なんとか手続きが進められる目処が立ち、いよいよ売買契約の準備へ入ります。

今回は「持ち回り契約」という方式を採用することになりました。持ち回り契約というのは、売主様と買主様が同じ場所に集まらず、書類を“持ち回って”それぞれに署名・捺印いただくスタイルです。

まずは売主様に署名捺印をいただき、その後、買主様にも署名捺印をいただいて、手付金を売主様にお支払い。それから農地法(3条)の申請手続きを進めていく――そんな段取りで、スムーズに動いていました。

ところが、ある日。

売主様のご家族から、1本のお電話が入りました。

「実は、本人が体調を崩して入院しまして……」

今回の売主様は、94歳。

ご年齢はお高いものの、認知症などもなく、体調もしっかりされていて、本当にお元気な方でした。

それだけに、急な体調不良のご連絡は、私たちもびっくりしてしまって…。

不動産の最終手続きでは、司法書士との面談で本人確認をしていただく必要があります。それが行えるかどうか、ご年齢のことも考えると、正直、心配が募ります。

「元気なうちに、やりたいことがあるんだ」――そんなふうにお話しされていた売主様。

今はただただ、体調が回復されることを願うばかりです。

不動産の現場って、計画通りに進むことばかりではなく、本当にいろんなことが起こります。だからこそ、お客様一人ひとりに寄り添って、できる限りスムーズに、そして温かく対応していきたい――そう改めて感じる毎日です。

*現在、手続きは進行中です。続編は、また改めてお伝えできればと思います。

ポイントまとめ

  • 持ち回り契約は、売主と買主が直接会わずに進められる契約方式

  • ご高齢の売主様の場合、最終手続きの本人確認に十分な配慮が必要

  • 不動産取引には、想定外の出来事もつきもの。柔軟な対応が問われる場面も

お客様の人生に寄り添って、最後まで丁寧に手続きを進めていく――それが私たちBest Lifeの仕事だと思っています。「うちの場合はどうしたらいい?」と思ったら、ぜひお気軽にBest Lifeへご相談くださいね。